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髪の色の仕組み
私達の髪の色を決めているのは、髪の毛に多く含まれている「メラニン色素」です。 このメラニン色素を作っているのは「メラノサイト」と呼ばれる色素生成細胞。 「メラノサイト」は、毛根部分の一番下にあって髪の製造工場ともいえる「毛母細胞」に隣接する、髪の「色づくり工場」といえます。 色づくり工場「メラノサイト」では、チロシナーゼという酵素が職人のように働き、「チロシン」という原料をメラニン色素に変えているのです。 出来上がったメラニン色素が髪製造工場(毛母細胞)へ出荷され、そこでメラニン色素を混ぜ込んだ髪の毛が作られて、毛根から生え出るというわけです。 色づくり工場の異変 「メラノサイト工場」の働きが弱まる原因がいくつかあります。 ・加齢 白髪になる原因の一つと言われているのが、酵素「チロシナーゼ」の不足です。酵素は年齢と共に自然に減少してしまうもの。 職人チロシナーゼが減れば、メラニン色素を十分に造ることができなくなり、メラニン色素を含まないまま、白い髪がはえてしまいます。 また、メラノサイト自体が一つの細胞ですので、体が全体的に衰え、細胞が弱くなるとメラノサイトの働きも弱ります。 ・生活環境 食生活や頭皮のケアによって働きが弱まる可能性も指摘されています。 様々な栄養素の不足に加え、喫煙が若白髪の発生と関係しているという説も注目されています。 ・ストレス 白髪とストレスの関係はよく知られています。 極度のストレスを受けた際、短期間で一気に白髪になるという事例もあるため、メラノサイトはストレスによる影響をとても受けやすい細胞と言われています。 ・病気 慢性の胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺疾患などの病気と白髪との関係が報告されています。 また、メラニン色素に関わる遺伝子が正常に作用しない先天性白皮症や、プロジェリア症候群などの病気も白髪の原因となることがあります。 ・遺伝 家族に白髪が多いとその子供も白髪になりやすい、と考えられていますが、遺伝による白髪の発生について、まだ詳しくは解明されていません。 しかし、若白髪(30代前後の白髪)については遺伝的要因が強いという見方がされています。 |